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2018/03/18

アレルギーっ子の入園・入学・進級 ③ いよいよ給食!入学後の あれこれ

~2011年2月9日の日記を加筆修正して再アップです~



bbs02_201102.gif いよいよ給食★入学後の あれこれ 

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★給食は二重三重のチェック体制と、子ども自身も判断できる力を

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・園や学校で除去食を提供してもらう場合には、誤配なく確実にアレルギーっ子に届くよう、専用の食器やトレイの使用、二重三重のチェック体制、子ども自身もわかるような工夫などが必要です。これについては、自治体によって さまざまな取り組みがなされています。いずれは子ども自身も自分で判断できるような工夫もしていきたいですね。

・学校における給食対応は、2015年3月に文科省から指針が出されています。集団生活の中で事故を起こさないために、子どもの安全を最優先に考えられたものですから、わたしたち保護者も印刷して、熟読しておきたいものです。
 
 ↓↓↓ 詳しくはこちら ↓↓↓
 
 文部科学省 『学校給食における食物アレルギー対応指針』  

 学校給食対応指針201503  

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★ 毎月、献立表をチェックする

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・全生徒に配布される献立表とは別に、一つひとつの献立の材料・分量などが詳しく書かれた献立表を栄養士さんからもらいます。一部弁当持参の娘は、食べられる・られないに○×をつけて栄養士さんへ。自治体によって共有の仕方が異なると思いますので、一例としてご参考までに。

・献立表は下記などについてもチェックしていました。
⇒ごはんに「麦」は入ってない?(メニューにより月1度程入ることがある)
⇒揚げ油は?(油は使い回して使用しているそうです)
⇒ハム・ベーコン、練り製品などの加工品は、メーカーや原材料変更はない?

・この詳細な献立表、とてもよくできているんですよ。記載された材料を上から順番にフライパンに入れていくと、お料理ができあがるように書かれています。  

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このブログを始めたころの、小学校のコピー給食です。なつかしいなぁ(´∀`*)
(お皿も貸してもらえずコレールの器で持参。ただし冷蔵庫とレンジを貸してもらえた)
デザートはみんなよりちょっと大きく(^m^)、行事食はちょっとかわいく。お弁当で悲しい思いをしないように…というオヤゴコロでしたが、コピー給食を頑張っていたのは最初だけで、だんだんいい加減に(笑)

※娘の場合、当時の校長先生のご配慮で冷蔵庫とレンジを貸してもらえたのでこのような形で持参していましたが、今なら保温ジャーで持参するかなと思います。
 
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★ママたちに伝える

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小学生になると一人で行動することも増え、親の目がいき届かなくないます。
たくさんの人に知ってもらったほうが いろんな場面で理解を得やすいと思い、わたしは学年最初の保護者会でお話ししています。理解者が多いと何かと助けてもらえました。

 ※過去日記より→ 「保護者会*中学2年生になりました」 

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★クラスのお友だちに伝える

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小学校の給食の初日、ぴろりんの担任の先生はクラスの子どもたちに、アレルギーのこと、お弁当を持ってきていること…を話してくれました。ゆうこりんはこの場に同席。先生の説明にとても感動しました。

入学前には、お弁当のことで からかわれたりしないかな…と心配でしたが、子どもたちは最初にきちんと説明してもらえば、特別視したりしません。逆に、知らないから、「何であの子だけ?」と疑問に思ったことをそのまま言葉や態度で示すのではないかと思います。子どもには先入観がないので、アレルギーの子も障害の子もごく自然に受け止めているのがすごいなぁと感心することが何度もありました。
 
 ※過去日記より→ 「給食初日の、みんなちがって、みんないい」

小2のころには、遊びに行ったお友達の家でお菓子をもらって、「ぴろりんが食べないなら、私もいらない」と言ってくれるお友達がいました。

 ※過去日記より→ 「アレルギーっ子、お友だちの家に遊びに行くの巻」

小3ではじめて給食を全部食べた日、配膳台に並んだ ぴろりんに、「アレルギー 治ったの!?」「これなら全部食べられるんだぁ」と、みんなが次々に声をかけてくれました。ふだんはお弁当を食べていても何も言わないお友達ですが、みんなよく見てるし、よくわかってる。子どもってすごいな。素直にそう感じています。

 ※過去日記より→ 「給食、たべました。」

そんな小学校時代をすぎて中学校に入学。娘は「自分で話すから、みんなの前で言わないでほしい」と言いだしました。その気持ちもわからなくないので様子を見守ることにしましたが、そのうち友だち同士でスイーツ食べ放題に行くことに。。。さて、どうしよう。思春期になって「お友だちにどう伝えるのか」、新たなテーマに直面しました。

 ※過去日記より→ 「中学生。おともだちにどう伝えますか?(1)」
 ※過去日記より→ 「中学生。おともだちにどう伝えますか?(2)」


【ご参考/アレルギーを伝えるツール】

食物アレルギーサインプレート 
食物アレルギー緊急時カード 

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食物アレルギーサインプレートおよび緊急時カードは医療機関から配布しています。
中でも食物負荷試験実施病院または食物負荷試験にご理解ある医療機関からの配布をお願いしています。理由は以下の通りです。
・診断不確定の方が自己判断で除去する事がないように、まずは医療機関を受診するきっかけとなる為に。
・診断から数年経過していても今もなお心配で、念の為に除去を数年来継続している方に改めて受診していただく為に。
・お子様の成長と必要に応じて食物負荷試験をご検討いただけるように。
また、同様の理由により、他人が入手した当該カード類をコピーしたり、ウェブサイトから画像を引用しコピーして利用する事は固くお断りしています。必ず、患児本人または、そのご家族が医師より受け取るルールをどうぞご理解ください。

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ファイザー:食物アレルギー授業支援プログラム  

※注※
2017年12月にエピペンの販売製造会社がファイザーからマイランEPDに移管して、このプログラムはなくなってしまいました。とってもいい内容だったので本当に残念です。ぜひマイランEPDさんに継続をお願いしたいです。

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この授業支援プログラムを使用し、特別授業や参観日等で食物アレルギーをテーマとした授業を行なうことにより、食物アレルギーを持つ子どもたちの同級生やその保護者などにも食物アレルギーについて理解していただくことが目的。また、動画を活用して先生方が簡単に授業を進められ、専門的な内容をわかりやすく学べる内容となっている。

 (動画コンテンツ)
 監修:国立病院機構相模原病院 臨床研究センター 佐藤 さくら先生
 *オープニングビデオ
 *アレルギーってなあに?
 *食物アレルギーを起こしやすい7つの食べ物(クイズ形式)
 *食物アレルギーと好き嫌い(クイズ形式)
 *エンディングビデオ

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# よみきかせ絵本 『ピーナッツアレルギーのさあちゃん』

ピーナッツアレルギーのさあちゃん (よくわかるこどものアレルギー)ピーナッツアレルギーのさあちゃん (よくわかるこどものアレルギー)
(2014/04/01)
栗田 洋子

商品詳細を見る


主人公のさあちゃんは食物アレルギー。ピーナツを食べたり、触ったりすると命にかかわることもあります。アレルギーって何? さあちゃんと楽しく給食を食べるには、みんなは何に気をつければいいの?
作者はさあちゃんの母親栗田洋子さん。給食にピーナツが出る日は付き添っていましたが、自分の入院を機に「私がいなくなったら誰が娘を守るのだろう」と考えるように。そこで子どもや学校関係者にアレルギーを正しく理解してもらおうと出版社に提案したのが啓発用の絵本作りでした。
※著者による 絵本全文の読み聞かせ&あとがきは youtube で!
 https://t.co/98x07Raaaf

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#「よくわかるこどものアレルギー」(全6巻、1万6848円。1冊だと2808円)
 監修:神奈川県立こども医療センター・アレルギー科部長の栗原和幸先生

食物アレルギー (よくわかるこどものアレルギー)食物アレルギー (よくわかるこどものアレルギー)
(2014/04/01)
不明

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アトピー性皮膚炎 (よくわかるこどものアレルギー)アトピー性皮膚炎 (よくわかるこどものアレルギー)
(2014/04/01)
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気管支ぜんそく (よくわかるこどものアレルギー)気管支ぜんそく (よくわかるこどものアレルギー)
(2014/04/01)
不明

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# エピペンIDフォルダー 

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エピペンIDホルダーは、ランドセルやカバンにつけて。パチンとボタンをあけると、IDカード、裏はエピペンの使い方になってます。ファイザーさんが病院・薬局などに配っていたものですが、今はもう在庫はないようです。

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さいごにいちばんだいじなこと。
★子ども自身がアレルギーを理解する

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小学校に入ると、大きなランドセルをしょってひとりで学校に行き、クラス40人の中のひとりになります。また、学校帰りにお友だちと遊びに行くなど、親の目の届かないところでの行動も増えてきます。いつまでも親がついていられるわけではなく、集団生活の中では、アレルギー児への配慮を多く先生方に求めることはできません。

そんな中で少しずつ、「自分のカラダを自分で守る」ことを教えていきたいと思っていました。

・学校に行く途中、または学校の中で症状が出てしまったらどうする?具合が悪い、これはいつもの咳とちょっと違う…が他人に伝えられる?
・自分はこれが食べられない、これは食べられる、がわかる?
・保護者の連絡先がわかる?どこに書いてあるか知ってる?
・使っている薬の名前を言える?エピペンを持っている場合、どこにあるか知ってる?


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わが家では、小学校3年生頃から、献立表の○×を娘につけさせました。もちろん最終確認は母がしますが、これでずいぶん、食べられる・られないの判断がつきました。

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また、アレルギサインプレートのHPには、食物アレルギー緊急時カード れんしゅう帳 という親子でたのしく学べるツールもあります。


小学校に入ったからといって急に「ひとりでやってごらん」はできませんが、少しずつできることを増やしていけたらと思います。
「自分のカラダを正しく理解する」ことは、「自分のカラダを自分で守る」ことなのだと思うのです。

娘はこれからも一生、なんらかのアレルギー症状とつきあっていくことになりますが、そんな自分も肯定しながら、アレルギーを言い訳にせず、さまざまなことにチャレンジしていってほしいと思います。


 ※次回は、緊急時対応について。


 
アレルギーっ子の入園入学